
四十肩・五十肩
肩の強い痛みが生じる、四十肩・五十肩

「夜中に肩が痛くて目が覚める」「腕が痛みで上がらない」「腕が後ろに回らない」といった症状が出る四十肩・五十肩。
症状の度合いによっては、日常生活にも支障が出てしまうことがあります。
こちらのページでは、四十肩・五十肩をテーマに原因と対処法について詳しくまとめてあります。
四十肩・五十肩は、時期に合わせた適切なケアが重要です。
中年期に入り、肩の強い痛みで悩まれている方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
目次
contents
目次
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お悩みの症状
trouble
お悩みの症状
trouble
原因
cause
原因
cause

四十肩・五十肩について
四十肩・五十肩は正式名称を「肩関節周囲炎」と呼び、肩周辺の組織(筋肉、靭帯、腱、関節包)に炎症が起きた状態を言います。
肩こりが悪化したものと考えられがちですが、肩こりは「筋緊張による老廃物の蓄積」であるため、炎症が起こる四十肩・五十肩とは別物になります。
こちらでは、非常に強い痛みを生じる四十肩・五十肩の原因について詳しくみていきましょう。

四十肩・五十肩の原因
結論からいいますと、肩まわりに炎症を起こす原因は現在のところ分かっていません。
しかし、考えられる原因としては次のことが挙げられます。
・肩まわりの筋緊張、血流不足
腕の重さを支えるために、肩周辺の組織には常にストレスがかかっていることが考えられます。
肉体労働で肩をよく使っている方はもちろん、デスクワークで身体を動かしていない場合でも肩には負担がかかっているのです。
肩周りが緊張して血流不足を起こしていると、組織の回復に必要な栄養素がうまく巡らず、肩周辺に急性炎症を起こしてしまうことが考えられます。
肩周辺の筋緊張を強める要因としては「運動不足」「不良姿勢(猫背)」「長時間の同じ姿勢」などが挙げられます。
・石灰沈着
中年期になると、筋肉内にカルシウムが沈着することで急性炎症を起こすことがあります。
筋肉に石灰が沈着する原因は現在のところはっきりとは分かっていません。
・過去のケガの影響
過去のケガが十分に施療されていない場合や、若い頃のスポーツや仕事での肩まわりの酷使も四十肩・五十肩の原因になりえます。
対処・予防法
approach
対処・予防法
approach

急性期、慢性期、回復期の時期に合わせて対処していくことが重要です。
・急性期(1〜3ヶ月が目安)
炎症が強く出てくる時期になります。
なるべく肩を安静にし、湿布を貼ったり、氷水で冷やしたりして炎症を抑えることが大切です。(冷やしすぎにご注意ください)
痛みが強くて眠れない場合は、痛い肩を上にして横向きに寝たり、肩の下に枕やクッションを入れて肩の高さを調整することで痛みがやわらぐことがあります。
また、服の着脱は
着る時→痛い方から着る
脱ぐ時→痛くない方から脱ぐ
このようにするとスムーズに行えます。
・慢性期(3〜6ヶ月が目安)
強い痛みから、つっぱったような痛み、鈍い痛みに変わってきます。
この時期になりますと今度は肩を温めるようにして、ストレッチや体操で徐々に肩を動かすようにしましょう。
放置することで関節が拘縮してしまう可能性がありますので、痛みはありますが無理のない範囲で肩は動かすようにしましょう。(痛みが強く出る場合は休んでください)
・回復期(6〜12ヶ月が目安)
関節の拘縮が徐々に取れてくる時期になります。
あくまでも時期は目安になりますので、拘縮が残っている場合も根気強く体操、ストレッチを続けるようにしましょう。
・肩のストレッチ、体操
肩周辺が緊張している場合、血流不足から炎症を起こしやすくなることが考えられます。
日常的に肩周りのストレッチを行い、柔軟性をつけておくようにしましょう。
・こまめに肩を動かす
デスクワークで長時間同じ姿勢を取っていると、肩周りが緊張しやすくなります。
定期的に休憩をとり、肩をぐるぐる回すなどこまめに動かすようにしましょう。
・姿勢に気をつける
背中の丸まった姿勢では、肩周辺の筋緊張が高まってしまうことが考えられます。
普段より背中を伸ばした、正しい姿勢を意識するようにしましょう。

施術法
treatment
施術法
treatment

ジェッツ西船整骨院の【四十肩・五十肩】アプローチ方法
四十肩・五十肩は「肩関節周囲炎」が本来の名前となります。
海外では「フローズンショルダー」と言われ、その名の通り初期は痛みで、中期は拘縮でによって肩が凍ったように動かなくなります。
夜間痛といって夜に眠れないほどの痛みが出ることも特徴です。
肩関節周囲炎は経過と共に「炎症期」「拘縮期」「回復期」と3つの病期に分かれ、痛みの出かたや原因も各段階で変化します。
当院ではそれらの段階に合う最適な施術方法をみつけるため、徒手検査や超音波(エコー)検査により現在の可動域、関節の拘縮度合を確認したり、日常生活動作での痛みを確認します(服を着る、頭を洗う、結ぶ動作が痛いなど)。
この検査により、先ずどの動作から改善していくのか目標を設定します。
肩関節周囲炎はお一人おひとり症状が大きく違いますので、必ず毎回の施術前・施術後に検査を行いその日の可動域・可動制限を確認して施術をしていきます。
施術は手技療法で筋肉の血流をよくする「ボディケア」、関節拘縮を解消していく「超音波療法」、機能を失った筋肉や関節の動きの回復を目指す「運動療法」、痛みの除去を目指し組織修復を促す「ハイボルト療法」など、さまざまな施術方法でアプローチしていきます。
肩こりなのか、四十肩・五十肩なのかよくわからないという方もぜひ一度ご相談ください。
著者
AUTHOR
著者
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氏名
安達 大恭
役職
院長
資格
2009年 柔道整復師免許取得
2012年 はり師・きゅう師免許取得
2014年 キネシオテーピング協会認定トレーナー
2017年 米国SMART Tools認定資格
血液型
B型
趣味
アウトドア、お酒
出身地
北海道登別市
得意な施術
テーピング・鍼施術・筋膜アプローチ
患者さんへの一言
はじめまして。ジェッツ西船整骨院・院長の安達です。
東洋医学と西洋医学、両方の観点で患部と全身を見立てる根本改善と、施術後の運動機能を高めるアフターケアに拘りを持っています。
より効果的な筋骨格、関節、筋膜、循環へのアプローチ法を日々追求し、患者さんへ提供することを誇りとしています!
是非、当院の施術を日々の快適な生活に役立ててください!
施術家としての思い
『10年先のQOL(生活の質)向上』をスローガンに掲げ、即効性・持続性のある施術とアフターケアを提供し、お一人おひとりの未来を健康にできる、また皆さんの心の支えになれる、信頼していただける整骨院を目指して日々精進しております。
施術へのこだわり
お一人おひとりの最善、最適を考えた施術計画を提案することです。
経歴
2012年 日本工学院北海道専門学校を卒業
2012年 津田沼中央整骨院で勤務
2012~2014年 東陽中央整骨院で勤務
2014~2015年 北千住中央整骨院で勤務
2015年~ ジェッツ西船整骨院で勤務
2012年 cmcグループ年間最優秀新人賞
2013年 cmcグループ年間最優秀メインセラピスト賞
2015年 cmcグループ年間優秀スタッフ賞
2017年 第15回 医療オリンピックC-1 関東大会 矯正王 優勝
2018年 第16回 医療オリンピックC-1 関東大会 刺鍼王 優勝
2021年 医療オリンピックC-1 特別大会 矯正王 全国優勝
医療オリンピックC-1 特別大会 刺鍼王 全国優勝
2022年 第19回 医療オリンピックC-1 全国大会 矯正王 全国優勝

コラム
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