見た目は良さげで問題だらけの反り腰とは!
2025.10.01
「反り腰」は胸を張った良い姿勢に見えるため、背中が丸くなる猫背と比べて問題に気づきにくいです。
しかし、見た目とは裏腹に、全身にさまざまな不調を引き起こす原因となります。
腰のS字カーブが過剰となり、骨盤が前に傾いた状態になります。
この姿勢が定着すると、常に腰の筋肉や背骨に負担がかかるため、腰痛が慢性化しやすくなります。
さらに腰の反りを放置すると、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症といった神経系の疾患リスクが高まります。
また、腰の血行不良によってむくみや冷えなど全身に悪影響が及びます。
そんな反り腰を改善するには、硬くなった筋肉をほぐし、弱くなった筋肉を鍛えることです。
オススメは太ももの前の筋肉のストレッチです。
立った姿勢やうつ伏せで膝を曲げて足首を掴み、かかとをお尻側に引き寄せてください。
トレーニングではヒップリフトです。
仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げて、お尻や太もも裏の筋肉を鍛えます。
反り腰は、見た目が良いからと放置すると、さまざまな不調につながる恐れがあります。
日頃から姿勢に気をつけて、適切なセルフケアを行い、症状が出る前に違和感などは当院にご相談ください!