捻挫の放置が絶対にダメな理由!
2025.05.01
みなさん、こんにちは。
院長の安達です。
今回は、「捻挫の放置が絶対にダメな理由」についてお届けします。
ご自身または周囲でも足首を捻挫された方は少なくないと思います。
捻挫は関節の組織が壊れた状態にあり、靭帯損傷、突き指やぎっくり腰が代表的な症例です。
病院や整骨院で「捻挫です」といわれると、「骨折じゃないから安心だ」と思われそうですが、重症度は損傷の程度次第なので、骨折よりひどい捻挫もあります。
むしろ予後について考えると関節損傷を起こした捻挫のほうが厄介なケースが多いです。
骨と違って関節は一度損傷すると完全に元の状態には戻らないので消耗品ともいえます。
そのため少しでも元の状態に近づけることが捻挫の施術において重要な課題となります。
仮に対症的にその場の痛みだけを取り除き、根本的な修復が不完全のまま放置すると、関節が不安定になるか固まって関節そのものや関連する筋肉への負担が増加して、機能性が大きく削がれることになります。
これは若い方も年配の方であっても同じです。
例え軽微な捻挫だと思えても、実態は大きなリスクを孕んでいることを忘れずに、しっかり最後まで施術する心構えを持ちましょう。